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2023.07.18

7月18日(火)の「アンジェスクリニカルリサーチラボラトリー」に関するリリースの補足解説

本日7月18日(火)、「アンジェスクリニカルリサーチラボラトリー 2024年4月より自治体や関連機関からの拡大新生児スクリーニングの受託開始 これに先駆け、2023年7月18日より相談受付を開始」を発表させていただきました。

https://www.anges.co.jp/pdf_news/public/7CNd5MOzZ9mHxYEMIOwUJsr0ow4QS0jg.pdf


本ブログでは、今回発表させていただいた内容をわかりやすく補足解説いたします。


■そもそも、アンジェスクリニカルリサーチラボラトリーとは何か?

アンジェスクリニカルリサーチラボラトリー(ACRL)とは、アンジェス株式会社が運営する、希少遺伝性疾患の検査を主目的とした衛生検査所になります。2021年7月より、一般社団法人 希少疾患の医療と研究を推進する会(CReARID)から、拡大新生児スクリーニング検査である「オプショナルスクリーニング」を受託しており、2022年には年間約1万件の検査を実施しました。


■「拡大新生児スクリーニング検査」、「オプショナルスクリーニング」とは何か?

以下スライドをご覧ください。



希少遺伝性疾患の検査は、
(1)新生児に遺伝性疾患の可能性があるかを検査する「スクリーニング検査」
(2)スクリーニング検査で疾患の可能性があると判断された場合に疾患の有無を確定させる「遺伝学的検査」
(3)治療開始後、治療の効果・改善状況を判断するためのモニタリング検査である「バイオマーカー検査」
大きく以上の3つに分けられます。
さらに(1)の「スクリーニング検査」の中でも、
(1)-1. 日本出生の全新生児に無償で実施される「新生児マス・スクリーニング」
(1)-2. 新生児マス・スクリーニング対象外の疾患に関して希望者が有償で受けられる「拡大新生児スクリーニング」 の
2つがあります。
アンジェスがCReARIDから受託しているのは、CReARIDが提供する「拡大新生児スクリーニング」になります。

現在、様々な自治体で「拡大新生児スクリーニング」の導入が進んでいますが、 2023年3月に読売新聞でこのように報道されてから、様々な関係機関や自治体の方々からお問い合わせいただくことが増えました。
https://www.yomiuri.co.jp/medical/20230129-OYT1T50258/



■アンジェスの「拡大新生児スクリーニング」の特徴・・・その(1)

ACRL(アンジェスクリニカルリサーチラボラトリー)では、国内では最多の検査項目数となる9疾患のスクリーニング検査が実施可能です。

※検査対象疾患:ムコ多糖症I型、II型、IVA型、VI型、ファブリー病(男児のみ)、ポンペ病、副腎白質ジストロフィー(男児のみ)、脊髄性筋萎縮症、重症複合免疫不全症


■アンジェスの「拡大新生児スクリーニング」の特徴・・・その(2)

ACRLは、ご要望やニーズに沿った検査パッケージ提案など、柔軟な契約形態が可能となっています。
ACRLは、要望やニーズに沿った柔軟な対応が可能で、拡大新生児スクリーニングの9つの疾患すべての検査をまとめて受託することだけでなく、一部疾患の検査を受託する等、自治体等の要望に応じて、臨機応変に検査の受託が出来るよう体制を整えています。



■今回発表した2024年4月からの受託はこれまでと何が違うのか?

以下スライドの図をご覧ください。



これまでのACRLでは、拡大新生児スクリーニング検査の主体団体のひとつであるCReARIDからの受託という形で検査業務を行ってまいりましたが、2024年4月からは、CReARID以外の団体や自治体から直接検査依頼を受け付けることになります。


■本日7月18日(木)から相談窓口を設置しました。

「拡大新生児スクリーニング」の導入を検討されている機関・団体・自治体向けのご相談窓口として、「ACRLへのご相談用お問い合わせフォーム」を設置しました。

https://www.anges.co.jp/contact_acrl/

関係者の皆様、ぜひお問い合わせいただければ幸いです。


◇参考

・7月24日(月)の「アンジェスクリニカルリサーチラボラトリー遺伝学的検査技術を確立」に関するリリースの補足解説

https://www.anges.co.jp/blog/detail.php?p=100589



今後ともご支援の程、よろしくお願いいたします。
アンジェス広報

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