2020
05/27

DNAプラスミドを用いたHGF遺伝子治療用製品の臨床検討を統合解析した論文が、世界的な学術専門誌で掲載

 

アンジェス株式会社(本社:大阪府茨木市、代表取締役社長:山田英、以下当社)では、当社が手掛けるDNAプラスミドを用いたHGF遺伝子治療用製品「コラテジェン®」の臨床検討を統合解析した論文が、学術専門誌Current Gene Therapyに採択され、同誌の20巻2号に掲載されることが決定したことをお知らせいたします。http://www.eurekaselect.com/182017/article

採択された論文は、HGF遺伝子治療用製品が国内4つの臨床検討において、対象疾患となる重症下肢虚血における潰瘍縮小あるいは潰瘍閉鎖に対して一定の効果を示したこと、また、安静時疼痛については、より疼痛の強い患者群での疼痛改善効果が高い傾向がみられたことを統合解析し、まとめたものです。

当社のHGF遺伝子治療用製品関連の論文が、世界的学術専門誌に掲載されるのは、製品化前に

PⅢ臨床結果が掲載されたNature誌に続いて2度目となり、製品化後は初となります。

 

~今回の論文採択に関して、森下竜一教授からのコメント~

「遺伝子治療は今後難治性疾患治療の柱となる技術であり、HGFプラスミドが国内において初めての、プラスミドDNAとしては先進国初の遺伝子治療薬として実用化されました。国内での承認申請における臨床試験での症例数は限定されたものでしたが、他の臨床試験も合わせた統合解析により、改めてその高い有用性が示されました。現在承認された適応疾患である潰瘍だけでなく、追加で臨床治験が行われている安静時疼痛においても、重症例における有用性が統合解析では示され、今後の適応拡大が期待されます。重症虚血肢は血行再建術が第一選択でありますが、その適応が困難である、あるいはその治療効果が不十分である患者において、今回公表された統合解析によりHGF遺伝子治療が有用であることが裏付けられ、今後臨床現場での応用が期待されます。また、統合解析で示されたプラスミドDNAの高い安全性は、現在開発を進めている新型コロナウイルスに対するDNAワクチンの実用化においても、副作用が少ないことを示唆しており、開発において役立つ情報となります。」

 

Current Gene Therapyについて

2001年から隔月刊行されている、遺伝子および細胞治療の基礎研究および臨床応用に関する話題に焦点を当てた論文査読のある学術専門誌です。

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