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2022.08.31

新型コロナワクチン開発:臨床試験結果の公表時期について

8月10日(水)に行った、2022年12月期 第2四半期の決算説明会にて、新型コロナウイルス感染症向けワクチン開発における高用量製剤での第I/II相臨床試験結果について、この夏のうちに海外委託先から正式なデータが上がってくる予定とお伝えしておりました。報道関係者及び株主の皆さまから、発表時期に関するお問い合わせをいただいておりますが、海外委託先での臨床試験結果の解析に時間を要しており、半月程度遅れる見通しとなりました。弊社では、開発当初から、国産ワクチンとしてより安全性の高いワクチン開発を目指しており、引き続きひとつひとつ着実に開発を進めてまいる所存です。ご理解の上、今後ともご支援の程、よろしくお願いいたします。

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2022.08.12

2022年12月期 第2四半期決算説明会を開催しました。

8月10日(水)に、機関投資家・アナリストを対象とした、2022年12月期 第2四半期の決算説明会をオンラインで実施いたしました。決算説明会で使用した資料及び動画をIR資料室に公開しております。資料及び動画の閲覧方法は、以下をご確認ください。■説明資料 下記リンクよりご覧ください。https://www.anges.co.jp/pdf_ir/public/100612.pdf■説明動画説明動画は、当社ホームページのIR資料室「決算説明会」よりご覧ください。https://www.anges.co.jp/ir/document.php

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2022.07.26

第28回 日本遺伝子細胞治療学会学術集会における発表資料を掲載いたしました

2022年7月8日のブログでお知らせしました第28回 日本遺伝子細胞治療学会学術集会において、当社の中條光章並びに村上晶彦が発表にあたり、使用した資料を掲載いたしました。皆さまから掲載のご要望をいただいており、学会事務局から許可を受けましたので、この度当社HPに掲載いたしました。中條光章の発表<プラスミドベクターによる遺伝子治療の可能性>https://www.anges.co.jp/pdf_ir/public/100598.pdf村上晶彦の発表<EmendoBioにおけるゲノム編集治療の開発>https://www.anges.co.jp/pdf_ir/public/100599.pdf

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2022.07.08

第28回 日本遺伝子細胞治療学会学術集会において当社社員2名が講演します

遺伝子治療や再生医療領域に関係する多くの研究者や製薬企業・周辺産業から大きな関心の対象となっている第28回 日本遺伝子細胞治療学会学術集会が、2022年7月14日から16日にかけて博多国際展示場&カンファレンスセンターで開催されます。当学術集会において、当社の中條光章並びに村上晶彦が以下の内容を発表いたします。 中條光章の発表<プラスミドベクターによる遺伝子治療の可能性> 1980年にプラスミドベクターの臨床応用の可能性が示され、2001年にコラテジェンの臨床検討が実施されました。その後、2004年に閉塞性動脈硬化症を対象とした二重盲検比較試験が実施され、同時に米国でも臨床検討が実施されました。これらの成績をもとに、2019年に治療抵抗性の重症下肢虚血における潰瘍治療として条件及び期限付で承認され、臨床応用が可能となりました。コラテジェンの開発経緯をたどることにより、遺伝子治療用製品としてのプラスミドベクター開発の課題を考えます。 村上晶彦の発表<EmendoBioにおけるゲノム編集治療の開発> ゲノム編集の医療応用ではオフターゲット効果を回避することが課題となっています。EmendoBioでは、この課題を解決し、ゲノム編集の安全な医療応用のために、新規CRISPRヌクレアーゼの探索及び最適化技術プラットフォームを確立し、これによって得られた新規ヌクレアーゼを用いたゲノム編集治療を開発しています。今回は、具体的な適応症を例にとって開発中の治療戦略を紹介いたします。

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2022.07.05

EmendoBioの発表論文に関する解説

当社子会社のEmendoBioは、米国のMolecular Therapy: Methods&Clinical Development※に掲載される論文(Mutant allele knockout with novel CRISPR nuclease promotes myelopoiesis in ELANE neutropenia)を自社HPに公開いたしました。私たちの体では、好中球は骨髄中の造血幹細胞から分化して増殖し、血液中に一定数存在することで、細菌感染から体を守る重要な役割を担っています。しかし、ELANE関連重症先天性好中球減少症という疾患では、ELANEという(好中球エラスターゼ)遺伝子の異常により造血幹細胞が好中球に分化できず、好中球数が極端に減少します。発表した論文は、この疾患のゲノム編集による治療法の開発に関する報告です。EmendoBioで独自に見出した新規のCRISPRヌクレアーゼを使用することにより、ゲノム編集でよく問題視されている「オフターゲット効果」を回避し、安全性の高い治療が期待できる技術です。この疾患は両親から受継いだ2つの遺伝子の内の片方に異常が起きて有害な機能を獲得し、もう片方の遺伝子が正常であっても発症する疾患です。この論文は、ワシントン大学のDavid C. Dale博士との共同研究で、実際の患者から採取した造血幹細胞を用いてゲノム編集を行ったものです。正常な遺伝子には傷をつけず、ほとんど同じ配列を持つ異常な遺伝子のみを正確に区別して削除し、その結果、造血幹細胞が好中球に分化できるようになったことを培養容器中で確認したものです。詳しい内容は、当社広報ブログの「EmendoBioのゲノム編集技術について」【第1回】から【第5回】にも掲載(2021年11月~12月)しておりますので、ご興味のある方はご覧ください。※Molecular Therapy: Methods&Clinical Developmentについて世界最大の遺伝子治療及び細胞治療の研究者の団体であるASGCT(アメリカ遺伝子細胞治療学会)の公式ジャーナル。細胞治療や遺伝子治療の進歩や、それらがどのように臨床に応用されているかに焦点を当てた論文査読のある学術専門誌です。 【第1回】ELANE関連重症先天性好中球減少症のゲノム編集治療【第2回】ELANE関連SCNのゲノム編集治療開発における非臨床試験成績【第3回】SNPを標的としたゲノム編集戦略【第4回】有害機能を獲得した遺伝子を確実に削除するためのゲノム編集戦略【第5回】新規ゲノム編集ツールの探索技術:OMNI プラットフォーム

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