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3月27日(金)会社説明会質疑応答レポート(3)
2020年3月27日(金)、アンジェス株式会社の会社説明会を行いました。本ブログでは、会社説明会質疑応答レポート(3)と題して、会社説明会の質疑応答をレポート形式で紹介します。[株主様からの質問]新型コロナウィルスにはS型とL型があり、L型のほうが強いということをテレビで見たので、S型とL型という型の違いを教えていただきたい。[森下先生からの回答]ご質問いただきありがとうございます。確かにS型とL型がありまして、当初武漢で流行ったのはL型であると聞いています。そしてその後中国全土で流行したものがS型とL型大体半々ずつであるようです。我々が(開発のために)頂いた感染ウィルスは日本で発症したL型のものになります。実はL型のほうが重篤化すると言われていますが、S型とL型はプロテアーゼといってウィルスが体の中に入るまでの酵素が異なるが、接着する際のS(タンパク質)の部分は一緒なので、ワクチンとしては(S型とL型)両方に作用します。基本的にはこのS型とL型の2種類で、日本ではS型のほうが多いのではないかと言われていますが、まだはっきりとしたことはわかっていない状況です。
READ MORE4月1日(水)発表の新型コロナウイルス感染症向けワクチン開発の特許出願に関する補足解説
2020年4月1日(水)、コロナウイルス感染またはコロナウイルス感染に伴う症状の予防または治療ワクチン開発における特許出願のお知らせを発表させていただきました。https://www.anges.co.jp/pdf_news/public/bhYLhXVfyocVcP1A2zwh3waRVtjbcx1j.pdfこのお知らせに対して、「コロナウイルス感染またはコロナウイルス感染に伴う症状の予防または治療ワクチン」という名称を特許出願したのか?などお問合せをいただきましたので、補足説明とともに回答させていただきます。今回当社が出願しているのは、名称ではなく、新型コロナウイルスワクチンについての発明を特許として出願しています。出願した特許について、特許庁で出願の内容が公開になるまでは、詳しく説明することはできませんが、簡単に申しあげると「コロナウイルスの病原体のたんぱく質をコードする環状DNA(プラスミド)という物質を作り、その用途として、コロナウイルスの感染を妨げる抗体やT細胞を誘導するようにした予防または治療するためのワクチン」になります。今回の特許出願には、物質特許(開発中のワクチン用DNA)とその物質を新型コロナウイルスの予防または治療に用いるという用途についての特許の形で出願しています。なお、特許出願する際には、特許発明に名称を付ける必要がありますので、今回出願に当たり、「コロナウイルス感染またはコロナウイルス感染に伴う症状の予防または治療ワクチン」という名称を付けました。アンジェス株式会社広報・IR
READ MORE新型コロナウイルス関連TVメディア出演予定
新型コロナウイルス関連で、弊社メディカルアドバイザーの森下竜一大阪大学教授が、以下にて出演予定です。4月3日(金) 07:05-07:50 BSテレ東 日経モーニングプラスFT4月6日(月) 20:00-21:55 BSフジ プライムニュース
READ MORE3月27日(金)会社説明会質疑応答レポート(2)
2020年3月27日(金)、アンジェス株式会社の会社説明会を行いました。本ブログでは、会社説明会質疑応答レポート(2)と題して、会社説明会の質疑応答をレポート形式で紹介します。[株主様からの質問]最近、森下先生がテレビなどに出られていろいろ解説されているのを見て、株主として非常に嬉しく思っています。しかしながら、株の値段があまり上がらない。昨年の株主総会の時は1,100円くらいまで株が上がった訳ですが、(HGF遺伝子治療用製品を)投与する患者数が少ないということで急激に株価が下がりまして、ショックを受けていたんですけれども、今回コロナ関連のニュースが出まして、非常に良いことだと思っているんですが、今日(3/27)は750円位。たぶん投資家は、まだ(ワクチンが)出来ていないということだからかもしれませんが、何が株価を上げない原因となっているのか?ということと、もう一つ、アンジェスとして早く黒字になってもらいたい。この点でアンジェスの経営は大きく成長するのでしょうか?[山田社長からの回答]ご質問いただきありがとうございます。今まさにご指摘いただいた株価の問題は、私共の大事な課題であることは間違いございません。昨年、本当に、株主様のご支援をいただいて上市に至ったという一つの節目の年でございました。そこで課題としては、今、(HGF遺伝子治療用製品は)仮承認の段階ですが、早く本承認をいただいて、本格的な運用を達成するということだろうと思ってございます。さらに、年が明けて、アメリカでの臨床試験が始まりました。FDAが、日本の臨床試験内容に極めて近い形となる新しいガイドラインを昨年出しました。これで日米の臨床試験は非常に近い形で評価いただけることになりました。アメリカの成功確度は従前より高いこと、そして、潰瘍の改善がアメリカでも大きなキーになるところですが、アメリカでは100万人規模の潰瘍の患者さんがいるということでございますので、日本に比べますと圧倒的に患者さんが多いということが言えます。ですので、株主さまのご質問にございますが、まずこのHGF(遺伝子治療用製品)が日米でしっかりと本格的に承認されてマーケットされた時点が、確実な黒字化となるポイントと考えています。もちろんその前に導出したり、ライセンスアウトしたり、あるいはマイルストーンがございます。承認が近づくにつれてマイルストーン収入が得られますので、場合によっては一時的に黒字化することもございますが、やはり株主さまもそして我々も求めているのは、販売した分の利益でしっかりと黒字化することと思ってございますので、早くそこまで到達できるように努力してまいりたいと思っています。もう一つ、コロナウイルスは今どういう位置づけなのかという点でございますが、森下先生からもご紹介いただきましたように、この技術は最速でいけるということです。十分に一番手で承認いただく、あるいは実用化できるのは決して夢ではなく、私どもは出来る事業だと思ってございます。ただし、日本だけでもこういう状況ですので、まずはしっかりと日本の方々に向けてということが大事ではありますが、一方で、海外でもしっかりと導出できるだけのキャパを持つ、製造施設等々を確保することも大事だと思っております。そうすることで一つの事業として十分に機能するのではないかと思ってございます。ただ状況をしっかりと見極めながら判断してまいりたいと思っています。今なぜ株価が700円台で上がらないのかというご質問でございますが、コロナに関してはつぶさに状況を報告しながら株主様にご理解いただきたいと思ってございます。例えば、抗体が出来ました、であったり、臨床を迎えました、と一歩一歩確実に進んでいくことによって、株価が上がるようになるのではないかと思っておりますし、株主の皆様もそれを望んでいるのではないかと思っておりますので、とにかく(コロナワクチンの開発を)早くやること、他社に負けないこと、を念頭に、森下先生のチームをインボルブ(巻き込む)しながら進めてまいりたいと思っていますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。
READ MORE新型コロナウイルス対策のためのテレワークおよび時差通勤実施継続によるお問い合わせ対応について
平素より格別のご愛顧を賜わり厚く御礼申し上げます。当社は2020年3月2日(月)より実施している新型コロナウイルスの感染拡大によるリスク軽減と、当社従業員ならびに当社関係者の皆様の安全確保を目的に、従業員を対象としたテレワーク及び時差通勤を以下の通り継続し、より強化してまいります。よって、お問い合わせに関しては、メールでのお問い合わせを強く推奨いたします。< 実施概要 >期間: 2020年3月2日(月)~ 2020年4月17日(金)予定対象者: 当社全従業員実施内容: テレワーク(在宅勤務)の推奨および混雑する時間帯を避けた時差通勤※都度状況を鑑み、期間延長や勤務体制の変更、追加対応等を検討いたします。このような状況から、お電話などでのお問い合わせに関して、折り返しのご連絡に時間を要する場合がございます。極力、以下のお問い合わせフォームからメールにてお問合せいただけるようにお願いします。なるべくご質問を集約した形で、HP上のブログ等で公開してまいります。https://www.anges.co.jp/contact/従業員一同、円滑な業務遂行を心がけますが、関係者の皆様におかれましては、何卒ご理解を賜りますようよろしくお願い申し上げます。アンジェス株式会社
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