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2020.11.05

2020年9月 株主向け会社説明会質問に関する回答(4) 【高血圧DNAワクチン・CIN治療ワクチン】

本ブログでは、会社説明会質問に関する回答(4)【ワクチン関連(高血圧DNAワクチン・CIN治療ワクチン)】と題して、株主の皆さまからいただいた質問とその回答を順次、レポート形式で紹介いたします。※参考までに、会社説明会資料は下記リンクよりご覧ください。https://www.anges.co.jp/ir/_pdf/2020_event200917_q7i6.pdf■高血圧DNAワクチン関連Q:高血圧DNAワクチンの臨床試験を現在、オーストラリアで進めていますが、臨床試験の進捗状況はいかがですか?A:進捗状況に関しては、オーストラリアにて第I/前期第II相臨床試験の患者投与が完了し、現在は有効性などを確認しております。また、結果の公表は2020年第4四半期(12月)を予定しております。Q:高血圧DNAワクチンの作動機序を教えてください。A:血圧上昇の作用を持つ体内物質である「アンジオテンシンII」に対する抗体を体内で作り出し、その(アンジオテンシンIIの)働きを抑えることで高血圧を治療することを目的に開発を進めています。<高血圧DNAワクチンの仕組み>体内では、アンジオテンシンIIが、異物と認識されず、抗体が作られないため、アンジオテンシンIIの配列を短くしたペプチドを作って体外から投与することにより、抗原だと思わせて、抗体を作ります。その抗体が、(体内に元々ある)アンジオテンシンIIと結合し、アンジオテンシンIIの機能を弱めることで血圧が上昇するのを抑制する、という仕組みです。■CIN治療ワクチン関連Q:森下仁丹へライセンスアウトしたCIN治療ワクチンの進捗状況を教えてください。A:当社が保有する権利(韓国のBioLeaders CorporationよりCIN治療ワクチンに関する日米英中の開発、製造、使用および販売の独占的実施権を取得)を森下仁丹株式会社に独占的に再許諾する契約を締結しているため、回答を差し控えさせていただきます。

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2020.10.30

遺伝子治療関連TVメディア放映予定

先日開催された遺伝子治療フォーラムの内容が放映される予定です。10月31日(土) 14:00-14:59  NHK Eテレ 「TVシンポジウム 遺伝子治療の時代が始まる」

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2020.10.22

2020年9月 株主向け会社説明会質問に関する回答(3) 【HGF遺伝子治療用製品/株主優待関連】

先月、株主様向けに会社説明会を行いました。本ブログでは、会社説明会質問に関する回答(3)【HGF遺伝子治療用製品/株主優待関連】と題して、株主の皆さまからいただいた質問とその回答を順次、レポート形式で紹介いたします。※参考までに、会社説明会資料は下記リンクよりご覧ください。https://www.anges.co.jp/ir/_pdf/2020_event200917_q7i6.pdf■HGF遺伝子治療用製品関連Q:HGF遺伝子治療用製品「コラテジェン®」は世界初・国内初が多い分野ですが、この技術を用いた製品の開発の広がりを考える成否の判断として、販売会社である田辺三菱製薬での売り上げ状況や実臨床下での使用成績がどの程度なのか、教えてください。A:計画通り、順調に進んでいると聞いております。詳しくは、販売会社である田辺三菱製薬様へお問い合わせください。Q:米国での臨床試験は、新たなガイドラインに沿った治験を実施中とのことですが、旧来の方法とどこが違うのかを教えてください。A:旧来の方法との違いは、治験の対象を広げ、下肢切断リスクの低い患者も対象にしている点です。以前の米国での第III相臨床試験は、閉塞性動脈硬化症のCLI(重症虚血肢)の下肢切断リスクの高い患者を対象にしていました。しかし、2019年6月に改定された新しいグローバルガイドライン(Global Vascular Guideline)では、血管疾患の臨床診療において、まさに足を切断するかしないかを迫られるまでの重度血管疾患であるCLIの患者だけを対象にするのではなく、より広い観点で血管疾患の中でも比較的高度のCLTIを対象とした治療法を見つめなおさなければいけないという考え方が推奨されるようになり、現在は、CLTI(包括的高度慢性下肢虚血)の下肢切断のリスクが低い患者も含め対象として治験を実施しています。Q:HGF遺伝子治療用製品のイスラエルでのKamada社の申請準備の状況について、教えてください。A:当社よりKamada社に必要資料は提供しております。新型コロナウイルス感染の影響もありKamada社での資料把握・評価に遅れが生じていると聞いております。Q:2020年2月の決算説明会で、HGF遺伝子治療用製品の事業拡大について説明がありましたが、拡大に向けた進捗状況を教えてください。A:HGF遺伝子治療用製品の適応症拡大や開発・販売地域の拡充など、お知らせする情報がございましたら、東京証券取引所の開示ルールに基づき、情報を適時開示いたします。Q:株主優待の内容に関しまして変更を希望します。もっと魅力的、話題性のある内容にしてほしいです。ご検討いただけないでしょうか?A:貴重なご意見をいただき、ありがとうございます。社内でも、議論し検討させていただきます。

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2020.10.15

「DNAを活用した新しい技術のワクチンの量産体制およびその量産時期」に関する一部報道について

10月14日および15日に、「DNAを活用した新しい技術のワクチンの量産体制およびその量産時期」に関する一部報道がございましたが、弊社が発表したものではございません。新型コロナワクチンに関して発表すべき事項がある場合には、速やかに開示を行ってまいります。

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2020.10.14

2020年9月 株主向け会社説明会質問に関する回答(2) 【新型コロナウイルスDNAワクチン関連 後編】

先月、株主様向けに会社説明会を行いました。本ブログでは、会社説明会質問に関する回答(2)【新型コロナウイルスDNAワクチン関連 後編】と題して、株主の皆さまからいただいた質問とその回答を順次、レポート形式で紹介いたします。※参考までに、会社説明会資料は下記リンクよりご覧ください。https://www.anges.co.jp/ir/_pdf/2020_event200917_q7i6.pdf■新型コロナウイルスDNAワクチン関連Q:新型コロナウイルスDNAワクチンが実用化されたら、医療従事者や高齢者、株主などに優先的に投与していくのでしょうか?A:新型コロナウイルスワクチンの優先接種をどうするかは、当局が決めることになりますので、当社からの回答は控えさせていただきます。Q:新型コロナウイルスDNAワクチンの安全性や副作用の懸念はありますか?A:ワクチンとは、感染症にかかると体の中で抗体などが作られ、新たに外から侵入する病原体を攻撃するという免疫のしくみを利用したものです。ワクチンを接種すると、実際には病気にかからなくても、その病気への免疫が出来て、病原体が体内に侵入しても発症を予防することが出来ます。ワクチンは、健常者に予防接種として打つものですので、安全性に懸念があってはならないものです。そのため、ワクチンの承認基準というのは非常に厳しく、現在、安全性や有効性を検証するために、臨床試験を進めております。なお、当社の新型コロナウイルスDNAワクチンは、製造工程で危険な病原体を一切使用しません。当社は、2019年に世界初のプラスミド製剤による遺伝子治療用製品を実用化しましたが、プラスミド製剤で製品化までの規格や定義の条件を当局に認めてもらったのは当社が初めてです。DNA配列を組み込んだプラスミド自体は、よく使われる一般的な技術ですが、それを人に投与する医薬品にするまでのハードルを乗り越えてきました。この開発で培ったノウハウを活かしてコロナウイルスワクチンの開発を進めております。Q:新型コロナウイルスDNAワクチンについて、100万人分の供給を予定しているとのことですが、生産量を増加する予定はありますか?A:当社が進める新型コロナウイルスDNAワクチンは、タカラバイオ社やAGC Biologics社、Kaneka Eurogentec社、シオノギファーマ社に製造を担当していただいているため、当社からの回答は控えさせていただきます。次回に続く。

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